日本酒の輸出【香港編】

酒類の輸出入

香港は日本酒の輸出相手国としては第2位となっており、2012年の統計では輸出金額14億9,500万円、輸出量1,492キロリットルもの日本酒が輸出されています。

日本食ブームもあり日本酒についての関心も高く、入手できる日本酒の銘柄も豊富で200銘柄以上の日本酒が市場に出ています。
また、珍しいお酒を販売したいという店も多くあり、日本でも手に入らない銘柄がおいていたりします。

消費の中心は主に日本食レストランです。香港には1000店舗以上の日本食レストランがあり、その中でも高級日本食レストランは、接待の場として利用されることが多く、そこでは日本酒の銘柄も豊富で、吟醸酒や大吟醸などの品質のよい酒が好まれているようです。

中華料理店でも日本酒をおいている店もありますが、そのほとんどが大手メーカーの銘柄となっています。

小売店においては、日系スーパーでは日本酒が充実しているものの、現地のスーパーではその品ぞろえは極端に少なくなっています。
一般的に日本酒を購入する目的は「家庭用・自分用」という人が7割以上です。

香港では、「ワインおよびアルコール度数30%以下の種類」の輸入は免税されます。

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