日本酒の輸出【中国編】

酒類の輸出入

中国での日本酒の主な販路は日本食レストランが主で、都市部を中心に日本食レストランの数が増加傾向にあることから、日本酒の消費も年々増えています。
しかしながら、そのほとんどが日本の大手メーカーによる中国産で、日本産の日本酒はあまり消費されていません。

日本産は価格が高いこともあり、少し高級なお店では扱われることもあるようです。
接待などの席では高価な大吟醸が喜ばれ、日本の有名銘柄には数万円以上するものが飲まれたりしています。

他にはデパートや日本人向けのスーパーで販売されています。
どちらかというと贈答用として買われていますので、化粧箱がないと売れません。
そのため、ラベルや化粧箱にも、和風で高級感があるものが好まれるようです。
例えば「浮世絵が入っている」「ひらがなが入っている」「毛筆の文字があしらわれている」など一目で日本産であるとわかるものがよいです。

(ご注意)
2011年に発生した東京電力福島第一原子力発電所事故の影響で、宮城、福島、栃木、茨木、群馬、埼玉、東京、千葉、新潟、長野の指定地域で製造された酒類については、中国にて輸入規制がしかれており、輸出証明書の発行が必要となっていますのでご注意ください。

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